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2011年7月9日土曜日

雑記No.002

適当に今週見た試合の感想

1.先週の富山対千葉

3-3-3-1という独特なフォーメーションに挑んだ千葉
富山の3-3-3-1はサイドバックやサイドアタッカーにボールが入ったときには3列の選手が連動してプレッシャーを欠けて自由を与えない
一方で中央と逆サイドには人数が足りていない状況も多かった
一度相手をサイドに寄せてから一気にサイドチェンジが攻略法だろうと思った

富山の攻撃も奪ってからロングボール一辺倒で、チャンスらしいチャンスにはなかなかならない
普段はスタメンの苔口・黒部の元ジェフコンビをベンチに置いたことも少なからずあっただろう
開始時は守備に意識を置いていたゲッセルも相手の中盤が前線に出てこないので徐々に攻撃にシフト
そして、この試合の均衡を打開したのはやはり深井
ゲッセルからの横パスをまたしてもエリア外からズドンでゴール
続けざまに、右サイドで粘った米倉からこぼれたボールを勇人がクロス、最後はオーロイが走りながら頭で詰めて2点目
最後に1失点は明らかに余計な失点で悔やまれる
しかし、富山は90分通して全員で走り続けたことを踏まえると、この1点はサッカーの神様の思し召しだったのかも知れない
富山は好感の持てるチームだったし、チームのハートも強い
敵ながら、このまま沈んでいて欲しくないと思った

2.コパアメリカ ブラジル対ベネズエラ
ネイマール、ガンソの若手サントスコンビとパト、ロビーニョのミラノコンビが前線を組んだブラジルが開始早々から一気呵成に攻め込む
ネイマールの仕掛けに連動して両サイドバックも積極的な攻撃参加を見せ、パトはDFラインからの適当なロングボールをスーペルなトラップでチャンスに持ち込む
が、20分にわたって攻め込んでもゴールは奪えず、中盤でも徐々にミスが増え始める
その後、後半は攻め手も運動量も落ちたブラジルに対してベネズエラもゴール前まで迫るシーンも見せたが、両者得点には至らず
0-0という結果は想定外のブラジルとミッションコンプリートのベネズエラという構図明らかだ
ブラジルにおいて特に低調だったのがラミレスとガンソだ
どちらも足元にボールが着かずに、後半では相手のプレッシャーにさらされボールロストを繰り返した
ラミレスと組んだルーカス・レイバも決してよかったとはいえないが、あまりにもラミレスは酷かった
ベンフィカ時代は周囲との違いを持った選手だったという印象も、チェルシー移籍後はあまりよい印象は持てていなかったが、ここまでとは
今のブラジルには中盤の底の選択肢は決して多くない
こうなるとチームの肝はラミレスとガンソのどちらの位置でもプレーできるエラーノの起用法になるのではないだろうか?

これ以外にも色々書くことあったけど、長くなったから終了

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